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鳥に歯がない理由

山彦となるまで呻け不如帰 目前の鵯(ひよどり) 車の中からだと、鳥は意外と警戒することはない。3mの至近距離より。 NetNewsで面白い記事を見かけた。 「鳥に歯がない理由に新説、卵のふ化を早めるため」  恐竜の卵がふ化するまでの期間が数か月であったのに対し、 現世鳥類の抱卵期間はわずか数日…
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イエローの写生句

人の背は瀬音に黙し黄せきれい                     鈴木修一 海程同人 黄鶺鴒 ※写真はWEBの黄鶺鴒の写真より拝借しました。  俳句を嗜む者にとって、自分好みの句に出会うことは嬉しい ものである。上記の句「人の背は瀬音に黙し黄せきれい」も その中の一つで、せせらぎに佇む人と…
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いつか王子様が

マイルスのミュートは苦がし春の鳶  「春の鳶寄りわかれては高みつつ」という 飯田龍太の句があるが、 三寒四温を経て春を待つ期待が膨らんでゆく。しかし春のはじめは 物悲しさもつきまとう。  マイルスデイビスのアルバムに「いつか王子様が」というディズニー の白雪姫の挿入曲をタイトルにした、彼にとっては明るい部類のアル …
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一条の視線

一条の小さき威嚇梅二月  梅の花を見にゆくと、必ずと言っていいほどメジロが枝にとまっている。 近くに寄ってもあまり逃げることはない。性格が穏やかなのだろう。メジロ は、ホトトギス新歳時記では、秋、現代俳句協会の俳句データベースでは、 夏の季語である。春、梅の花の蜜を吸いにくるのは留鳥のメジロである。 留鳥の鳶には、…
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大寒の景三題

冬月や悪事をせぬに家遠し  中村孝史 海程  今年の冬は暖冬気味で、やれやれと思っていたのだが、今夕より 九州北部にも大寒波が襲い、積雪20cmにもなるという。。月曜から 一週間ばかり入院するのだが、病院へ辿り着けるか心配だ。  伊万里市の有田川河口には毎年カモが越冬にくるのだが、川の浚 渫工事のせいか…
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初夏の気配

白鷺や水の芥も懐かしき 白鷺の視線鋭利に夏きざす しらさぎや初夏のけはいを纏ひつつ 伊万里市近郊で代掻きが、始まっている。田に水を張り 温みはじめると、いつのまにか生き物の気配がし始める 。それをしっているのか、トラクターが耕した後を纏わりつ くように鷺が、餌を捕食している。よく見ると大鷺や中鷺ば かりだ。こんなに…
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残る鴨

残る鴨ふかく憂へずよろこばず 繁殖のため、日本を離れるカモもいれば、留まるカモもいる。 季語でいう、春の鴨・残る鴨であり、種別でいえば、カルガモ である。カルガモは留鳥といっても、夏には繁殖のため北国 へ移動する。  抱卵より育雛まで、3ヶ月かかるため、繁殖地は身を隠せる 水辺などが多いようだ。  以前大手町にある…
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鳥雲に

雲に鳥サウイフモノニワタシハナリタイ 鳥雲に旅愁はずかしむことなかれ  三春も半ば、草木は水をとどめ、鳥たちは北の渡りに備えて 脂肪を蓄積する。伊万里市の有田川河口は、鴨の飛来地で、 この時期になると、鳥はかたまって過ごすようになる。  鳥の渡りは、人間の歴史などとは比べものにならないくらい 古く、億年の単位…
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冬の潮と北帰行

鶴引くや天に一糸を引く如く 鹿児島県は出水市で越冬中のマナヅル・ナベヅルが、2015年1月20日 北帰行を開始したそうである。NETで調べると北帰行ルートは、出水を飛 び立ち、天草下島上空を過ぎ、橘湾を渡り、長崎市上空より西彼杵半島を 北上し、佐世保市の海側上空を経て平戸島を通過し、朝鮮半島へ向かう。 途中の壱岐対…
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雲に鳥

鳥雲に過ぎ去る物を風と呼ぶべし 今年の冬は例年より厳しかったので、風邪をひくのを 恐れて鴨を撮りに行く回数は少なかった。晴れ渡った 日に有明海の干潟に出かけてみた。涅槃西風はやや ひんやりする。干潟はツクシガモの大群に覆われてい た。名前のようにこのカモは有明海を中心に北部九州 に飛来してくる。白い姿はカモの中では珍…
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海鼠腸

春寒くこのわた塩に馴染みけり  鈴木真砂女 唐突ですが、九州では、海鼠や海鼠腸をよく食べる。檸檬 の輪切りを添えて、たべれば、この上ない。おしなべて魚介 は、冬が一番だが、冬の北陸でたべた鮨などは、忘れられ ない。自然の温度で冷えた寿司ネタと若干あたたかい銀舎 利の加減が、絶妙なのだ。また高額なわけでもない。 私は早春・…
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Parabola

水鳥よ放物線をひとつ持て 自分の風邪がおさまったので、有田川河口に鴨の飛来を 撮りに出かけた。飛来の数は若干少ない気がするが、今後 増えるのだろうか。今年は偏西風が蛇行しシベリヤから日 本にかけては、冬が厳しいようで、日本への渡りを果たせ なかった鳥も少なからずいるのだろう。相変わらず望遠レン ズを鉄砲とでも思ってい…
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初夢

初夢や山脈てふ神の階  あけましておめでとうございます。 今年も、恙なきを祈るのみでございます。 今年の干支 馬の句をひとつ 美徳とは馬の寂しみ冬終はる 初夢や山脈てふ神の階 五年程前に撮った冬の中央アルプスであります。 聖高原より北アルプス  蝶ヶ岳より常念岳・大天井岳・燕岳・餓鬼岳までを望む…
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日向の鶺鴒

栴檀の実や鶺鴒に日の新た せきれいの来て一閃の冬日さす 柴田白葉女 白鶺鴒 白鶺鴒 栴檀の木も実をつけた 雲間から一瞬日の差す白石平野
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蒼鷹(さうやう)の空

蒼鷹の遠近法なす神学校 宇多喜代子の句に「天空は生者に深し青鷹(もろがえり)」 という句がある。大上段に振りかぶった句ではあるが、青空 に対して何の躊躇もない詠いぶりが好きだ。天空は生きてい る者にこそ厳しく慈悲があるとでも言うのか、まだ若い鷹の飛 行を通して人生に讃歌を送っている。 長崎にキリスト教会を訪ねると、そ…
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初鴨

初鴨の曳きたる水脈や幾山河 十月も二十日ころ、吾が故郷有田川河口に鴨たちが、やってきた。 私は、数日遅れで出かけてみたが、かなりの数が来ている。留鳥 のカルガモは多いが、他にヒドリガモ・マガモ・オナガガモが確認 できる。一説には、コガモが先陣を切ってくるとあるが、まだ姿は見 ない。今年も苦手なひと冬をやり過ごせそうだ。…
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帰郷

伊万里有田川河口のカモたちも、ヒドリガモだけに なってしまった。(ほんの一部コガモが混じる)干潟 で餌を取ったかと思うと、全てのカモが川の上空を ニ三度編隊をつくり旋回する。それが何回か繰り返 される。北帰行へ向けてのチームワークの確認のよ うだ。カモの体は皆パンパンであり、己の血の熱き を恃み今まさに飛び立つ寸前である。 …
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ダンディなコガモ

カモ科の鳥は神が創造したにしては、やり過ぎと思うほど 姿・色・形がバラエティに富んでいる。その中でもコガモの 雄のマスクはなかなかダンディである。今伊万里湾周辺で 残っている鴨は、ほとんどコガモである。北帰行に向けて 羽を休めるコガモを眺めに行った。 雌雄のコガモ コガモの雄 …
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春の鳶

春の鳶寄りわかれては高みつゝ 飯田龍太 鳶は九州北部の海辺には、どこにもいる。猛禽類では大型で 鷲の次に大きい。熊鷹・鶚などとともに留鳥である。英名Kite というとおり、風をつかみひとつも羽ばたかないで中空に静止 している姿は、まさに凧である。 距離4メートル随分近くまで寄ってきてくれた。 近すぎて写真から…
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ヒドリガモの愛嬌

鳥雲に入りて骨身を欺けり もうそろそろ鴨との別れも近いせいか、暇があると有田川の 河口に撮影に行く。有田川河口はカルガモ・マガモがメイン だが、その次に多いのがヒドリガモである。カルガモ・マガモ が私を見るとすぐ飛んで逃げるのだが、ヒドリガモは岸辺で 餌を取り逃げないことが多い。今日も有田川の堰に百羽ほど いたが、近づい…
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水鳥の跳躍

伊万里市有田川河口に満潮後すぐに行ってみた。いつもは 干潮に近い時間に行くのだが、満潮のいいところは川の岸辺 まで水が満々としていて、カモも当然岸近くに来るので撮影の 間合いがとりやすい。川岸から飛び去るカモを今日は、随分撮 れた。幾つかを御覧ください。 離陸直後のカルガモ 離陸寸前のカルガモ …
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雨水から啓蟄へ

天気のいい日の早春の海ほど鬱屈した冬の気分を解き解 してくれるものはない。やはり南国九州ということか。しかし 北九州は北が海のため何かにつけ大陸の気候をもろにうけ 氷点下の時もある。初老にとりそれなりに春が待ちどうしい のである。有明海の干潟にはかなりの数のカモが越冬に来 ているが、そろそろ北へ帰り支度をするカモもいるようだ。…
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諫早湾の水鳥

諫早湾の防潮堤の開門をめぐり、世は揺れているが、鴨が大挙 押し寄せていると聞いて訪れてみた。防潮堤の7キロの横断道 路は、雲仙方面へは、かなりの近道となった。諫早湾は北に太 良山系南に雲仙と風光明媚だ。防潮堤の内側は凪状態で水鳥 にとっては、絶好の安息場所だ。ざっと2万羽はいるだろうか、キ ンクロハジロが7割、オナガガモが2割…
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早春の塩田川干潟の鳥

干潟の外周道路に車を止めていたら、5メートル先の枝に 鵯(ひよどり)がとまった。鵯は一見地味にみえるが、よく 見ると、羽は江戸っ子が粋な色と称した鼠色と茶色のグ ラデーションでできている。 スグロカモメ冬に九州によく渡るらしい。カモメの中では 唯一嘴が黒い。集団ではないが、干潟でよく見かける 鳥である…
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箆鷺

有田川の河口に大型の白い鳥は目立つ。ヘラサギの ようだ。解説には冬には中国南部・アフリカに渡り日本 にいるのは迷鳥で希少種とある。嘴を干潟に突き刺し すごい勢いで歩いていく。人間の歩行より速い。サギ の名があるが、トキ科である。トキ・サギの類は飛ぶ姿 が実に柔らかい。やはり渡りの鳥は飛ぶ効率を考えな ければ海を渡ることなどで…
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ツクシガモ(筑紫鴨)

名の由来通り筑紫地方に多い鴨だそうである。 解説によると、有明海沿岸に多いが、今は西 日本に分散して渡来するそうだ。白を基調にし ている鴨なのですぐわかる。佐賀住まいの私 としては、親近感がわいてきた。干潮時六角 川沿いから鹿島までの海岸線を見て回ったが、 いるいる十数羽づつ群れをつくり浮き寝鳥状態 で潟で餌をとるために海…
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初景色

初御空眉間をとほりすぐる風 初景色は有明海の干潟を見に出かけた。 鴨たちがひき始めた潟で餌をつついている。 海の近くに蘆原の溜池があり鴨が行ったり 来たりしている。やや暖かい日の逆光に飛 ぶ水鳥の羽はしなやかである。
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水鳥

水鳥の寄らば知るべし阿吽かな 溜池に鴨鴛鴦などの渡り鳥が百羽ほど水面に 浮寝鳥を決め込んでいる。写真を撮ろうと、そっ と近づくのだが、そっと沖へ遠ざかるのである。 これはもう人間と鳥との阿吽の呼吸という他ない 。この鳥の能力は夏のシベリアで培ったものだろ うか。 水鳥の波紋が冬の光に煌めく …
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むら雀

重信に雀の句あり春夕焼 農家の小屋にえさがあるのか、雀たちが群がっている。 カメラのシャッター音が聞こえると、逃げてしまうが、また 戻ってくる。今日は最高気温が二三度しかない。鳥たち も生き抜くのに必死なのだろう、電線に烏と雀が同居し ていた。
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初空

初空や鴉集きし夕ごころ 夕方山を眺めていると、森から鴉がいっせいに飛び立ち 旋回しながら円弧を描く、その数百数十羽。密談でもや っていたのか。そして何かを祝っているかのように鳴き 喚く。そして何事も無かったかのように各々ちりじに塒へ 帰って行った。その間一分位の出来事であった。 …
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