諸葛菜の紫

光秀の項の狂気諸葛菜 早春の花を愛でに付近の山を歩いてきたが、白木蓮、辛夷 は蕾のままで、木陰に諸葛菜が、山の日向には、青文字が 黄色い房状の花を咲かせていた。 紫のビロードのような諸葛菜の花 青文字の花
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ミニマリスト

人生はただ一問の質問にすぎぬと書けば二月のかもめ                   寺山修司  最近、ミニマリストと言う言葉を耳にするようになった。ミニマ リストは、訳すと最小限綱領派ということになるらしく、最小限の 物で生きるのを基本とするらしい。特に衣食住にも波及しているよ うである。  以下は原田英美…
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春を待つチェックのシャツの女性

真葛野も枯れ果てにけり春を待つ女(ひと) もうすぐ立春、気温もすこしずつ和らいできているようだ。 世間はウィルス騒ぎで、気を緩めることが中々できない。 チェック柄は男物では流行る気配はあまりないが女性向けは 品のある洒落たチェック柄の衣服を見かける。男向けと言えば 登山用かと思うほど、企画者の気が知れない。ファスト…
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雪の幻想

雪が降る忘じてもなほ雪がふる   光洋  桐朋学園大の学長の文章に、冬の日の幻想というタイトルの エッセイがある。小学4年の時、母が映画の招待券を貰ったと いうことで、二月初旬、銀座に行くことになった。思いがけな い母の誘いが嬉しく、正月前から指折り数えたとある。  当日、雪が少し積もった。放課後友達とさんざ…
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クローデルの短唱集

水の上に 水のひびき  葉のうへに さらに葉のかげ                         山内義雄訳 クローデルの短唱は、日本の短詩型文学に触発されて生まれた もっとも美しい象徴詩。 葉の影やどす薄氷
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木枯しの少女

Pinterestというサイトがメールに半年程前に飛び込んできた。 Instagramに似た一見画像のサイトであるが、特徴はテーマを 設けテーマごとに写真を集めてある。そしてPinterestの特徴 は、写真のQualityが、プロ仕様なことで素晴らしいのだ。見 ていて楽しい。特にファション、建築、アート等の質が高い。 …
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晩秋のチェック柄の女性

花蘂に微熱あらねば冬薔薇  隣町の港の近くにShopが集中した区域があるが、たまに蔦屋の本棚と スターバックスのコーヒーを飲みにでかける。中にGUがあるが、初老 の私に買えるのは、無地のシャツくらいである。今は中年の時買い集めた 服を着回している。体型を維持していればだいたい事足りるし、好みが大 体Tradだっ…
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一樹の小さな秋

夕紅葉なにも雑(まじ)へずかく窮る 竹中 宏 低山を散策していると常緑樹に囲まれた楓の木が一本佇んでいた。 晩秋の一本の楓の木、何の夾雑もなくただ一心に葉の色を染めている。 樹林の中の紅葉
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我が家の紅葉

紅葉の透けて翳りのある不安 南国九州と言えども、我が家の近くにも小さな秋があった。規模は小さいが、 紅や黄に発色した楓の木が、美しい。山がちで、気温が周囲より幾分低い事、 木々が、山の北側にあり直射日光を直に受けにくい事が美しい色の原因のよ うである。いつまでも森羅万象を愛でる心を保ちたいものである。 …
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野辺の花

縁談の壊れて野辺の石蕗の花 10月になると九州の海辺の近くでは、石蕗の花が野辺に咲き始める。 九州よいう暖地のなせる業である。 石蕗の花
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背高泡立草

秋の雲君は背高泡立草 10月といえば晩秋である。世間の草は枯れてゆくと いうのに、背高泡立草は黄色の花をつけ、この世の 春であるが、繁殖力の強い外来種である。 背高泡立草
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野紺菊

路傍に咲く野紺菊を見つけた。野菊のひとつだろうが、 薄紫の舌状花は、寡黙である。 野紺菊狐に枕縫うてやろ  大石悦子 手折らるることなくすがれ野紺菊  石塚雅子 道端の野紺菊
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美貌の秋の空

 日本人女性のモデルだと思うが、スタイルの良い美人を 見つけた。名前は判らない。現代の女性は下腿の美しい人 が多くなった。 美貌とは天涯に舞う秋扇
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バルタン星人と裁ち鋏

うっすらと錆付く吾の裁ち鋏バルタン星人は何歳だろう 短歌雑誌で、面白い短歌を見つけた。 「うっすらと錆付く吾の裁ち鋏バルタン星人は何歳だろう」            長崎県 田中光子さんの歌 裁ち鋏がどう見てもバルタン星人に見えてくる。歌人も私と 同じウルトラマン世代であると思うのだが。 裁ち鋏 …
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青田風

空梅雨の気をもむ父の青田風  佐賀北西部の6月は空梅雨であったが、6月下旬入梅し 地域の棚田は水不足から一息ついた。この地には、大き な川もなく、豊富な湧き水もない。よく棚田の様子を見 に行くのであるが、だいたいご老人が、傍に軽トラを止 めて一人で農作業をしている。8月には炎天下の下稲刈り を行わなければならない…
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梅雨旱

足軽の鎧さびつく梅雨旱  北九州の梅雨入は例年にない遅さである。田植えの後は 田圃には水が十分に必要である。見回すと水が少なめな田 が目立つ。農家は通年の梅雨時の雨を当てにしているので 予定が狂うのではないだろうか。前線は南下したまま北上 しない。 田植え後の土谷棚田 田…
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緋色の残照

初夏の風になりたし半月下 2019年の半年間は、健康には恵まれなかった。体の不調が起こることに 敏感ではなかった。不注意なわけではないのだが、食あたり、熱中症に なってしまい何日も寝込んだ。考えてみるに、私の体の仕組みは壮年から 老年に完全に変わっていた。今までのやり方が通用しなくなってしまった。 梅雨入前の赤…
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青と赤の素描

「入り海といへど寄せ来る力あり水平線まで一途なる青 内藤明」             青の動線 「突つ立ちて葦吹く風を見てゐたり流され来たる朝のごとくに 内藤明」                 赤の視線 2019年角川 53回釈迢空賞が決定した。 内藤 明氏の 歌集「薄明の窓」 …
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