青田風

空梅雨の気をもむ父の青田風  佐賀北西部の6月は空梅雨であったが、6月下旬入梅し 地域の棚田は水不足から一息ついた。この地には、大き な川もなく、豊富な湧き水もない。よく棚田の様子を見 に行くのであるが、だいたいご老人が、傍に軽トラを止 めて一人で農作業をしている。8月には炎天下の下稲刈り を行わなければならない…
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梅雨旱

足軽の鎧さびつく梅雨旱  北九州の梅雨入は例年にない遅さである。田植えの後は 田圃には水が十分に必要である。見回すと水が少なめな田 が目立つ。農家は通年の梅雨時の雨を当てにしているので 予定が狂うのではないだろうか。前線は南下したまま北上 しない。 田植え後の土谷棚田 田…
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緋色の残照

初夏の風になりたし半月下 2019年の半年間は、健康には恵まれなかった。体の不調が起こることに 敏感ではなかった。不注意なわけではないのだが、食あたり、熱中症に なってしまい何日も寝込んだ。考えてみるに、私の体の仕組みは壮年から 老年に完全に変わっていた。今までのやり方が通用しなくなってしまった。 梅雨入前の赤…
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青と赤の素描

「入り海といへど寄せ来る力あり水平線まで一途なる青 内藤明」             青の動線 「突つ立ちて葦吹く風を見てゐたり流され来たる朝のごとくに 内藤明」                 赤の視線 2019年角川 53回釈迢空賞が決定した。 内藤 明氏の 歌集「薄明の窓」 …
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麦秋

レイ・ブラウンのBassの軋みや麦の秋 佐賀県では、麦刈真っ盛りである。それで佐賀平野を俯瞰できる 白石町の犬山城展望台に行ってきた。佐賀平野は真っ黄色であ った。佐賀県の米生産量は13万t、麦は7万tである。(全国3位)麦 は米の裏作であるから、かなりの部分の田圃で麦を作付けしてい ることが想像できる。佐賀県では…
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浅緋の黄昏

せきやうの天皇にこそ真朱(まそお)の雨ふれ 凡そ日本には,桃色といえる色は30色以上はあるようである。 真朱(まそお)浅緋(うすきひ)真赭(まそほ)鴇色(ときいろ) 珊瑚色(さんごいろ)薄紅(うすべに)照柿(てりがき) 臙脂(えんじ)蘇芳(すおう)など様々である。  写真の雲が桃色に染まっているのは、残照によるものであ…
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鰯雲の歌

鰯雲人に告ぐべきことならず  加藤楸邨 悲しい時、俯いたままが良い時がある。唇を噛み締めよ少年。 翠のいわし雲 朱のいわし雲 紅玉のいわし雲
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紅の残照

長崎県松浦市福島町土谷棚田。4月半ばに棚田の田圃に 水が張られた。今年は3週間程、夕日と棚田の撮影が楽し める。 長崎県松浦市福島町土谷棚田の残照 日没直前の棚田Pm7:00数分前
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花の糸口

 近郊に樹齢のある一本の山桜が花を咲かせている。 桜の周囲は地元の人たちの尽力で一面菜の花畑にな っている。駐車場がないので、県道の片側路駐となる。 馬場の山桜 馬場の山桜 馬場の山桜
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These Foolish Things

咲きかけて揮発する花ジャズシンガー 咲きかけた青文字の蕾 咲いている青文字の木。 今年は冷気により出足は遅いようである。 jazzのstandardNumberに「these foolish things remind me of you」という歌がある。 「こんな愚かな事が貴方を…
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春の蝉噪

ラフマニノフを母は知らざり春の泥 部屋の寒暖計も20°を指している。東京より2,3°高そうだ。 春を伺いに近くの畑に出かけた。季節は今早春酣であるが, 早春と言えばラフマニノフである。交響曲二番の緩徐楽章 などはまさに、北国のまだ泥濘んだ道を想わせる。以前母 に三楽章を聴かせたが気に入ったかどうかは、分からない。 その時…
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春を呼ぶ味

 冬にしては、20℃近くある。春もすぐそこである。弟の勧めもあり長崎市の 四海楼にチャンポンを食べに出かけた長崎市内まで70Km高速で1時間の 距離である。  四海楼の五階は客でにぎわっていた。12時を外すと座る場所はないよう である。混んでいる割には配膳の時間は然程要しなかった。チャンポンの 器は小ぶりで上品な盛り付けである…
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群青

くれないゐは犬の名を呼ぶ冬田かな  12月の西日を受けて穭田は、金色に輝く。10月の黄色く色づいた 稲穂が黄金色に輝くのと違い何かもの悲しさが付きまとう。  松任谷由実が、ゆく夏を惜しむ「晩夏」という曲に書いたように、傾い てゆく夕日は正に藍色は群青に薄暮は紫に色を変えてゆく。 12月の冬…
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12月のボサノヴァ

葛黄葉なまじ潜みに日を受けて  12月に入り急に寒さが増してきた。山の中の広域農道を走って いると。楓などの紅い紅葉は終わり、黄色く黄葉した木々が目立 つ。そして道路の傍には木々に張り付いた葛の葉が黄葉してい る。鮮やかではないが、遅れて来た黄葉とでも言おうか、九州は 常緑樹が多いので、葛の黄葉は些か新鮮なのである…
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Saturday in the Park

「Album Chicago Transit Authority」  45年前の1970年代を前後して10代の頃はは、洋楽をよく聴いていた。 イギリス、アメリカを問わず、活動期間を経て解散するバンドと、その後 再結成して70歳近くまで演奏しているバンドがある。  その典型がビートルズとローリングストーンズであろう。現…
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風花に乗る

挽歌とは風花に乗る秘の心 アルバム「MISSLIM」  JAF MateというJAFの会報誌がある。松任谷正隆氏の「クルマとトイレ」 という面白いエッセイを読んだ。  今回のブログのテーマはユーミンにしようと思う。ユーミンは私より一つ 年下だが、学年は同学年である。  九州の西の端にいた私は、中3より…
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天領の蕎麦の味

来し方の柿蔭に深き秋の暮  東峰村は北九州豪雨の復旧真っ最中であった。英彦山と小鹿田焼の 里を巡ったが、この地域は災害からは辛くも逃れたという風であった。 昼遅く、日田市豆田町で蕎麦を食した。そば馳走庵草八という店で、店ま でアプローチがあり、古民家風の中々の雰囲気である。  蕎麦は黒く、やや太めの当たりが強い蕎麦…
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米の自給率

秋の暮遠山彦は聞いて答えず  黄色く色づいた佐賀平野  10月も下旬。全国的に米の収穫も終わりを告げる。作況指数 は、東日本の一部を除けば、全国的に「やや良」であるらしい。  日本の熱量ベースの自給率は39%(2011年)、生産額ベース では70%(2009年)である。  日本の米自給率は10…
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