鳥に歯がない理由

山彦となるまで呻け不如帰 目前の鵯(ひよどり) 車の中からだと、鳥は意外と警戒することはない。3mの至近距離より。 NetNewsで面白い記事を見かけた。 「鳥に歯がない理由に新説、卵のふ化を早めるため」  恐竜の卵がふ化するまでの期間が数か月であったのに対し、 現世鳥類の抱卵期間はわずか数日…
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めでたさもちう位也おらが春  小林一茶

わが故郷佐賀県にも全国一位というのが多少はあるかと思ったが 結構あるもである。それではその例を紹介しましょう。 以下は全国1位のランクです 海苔生産量       78484t 2013年 ご存知佐賀県が誇る有明海の海苔 交通事故件数(人口比)8734件 2016年免許更新の時、いつも聞かされます 交通事故死亡者数(歩行者…
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花の糸口

春風や麦の中行く水の音かげらふいさむ花の糸口      発句 直江木導 蕉門  脇句 芭蕉 岡潔が評論集「春宵十話」で音楽のことについて書いている。 以下がその文章であるが、「大学脇の百万遍に音楽を聴かせ る喫茶店があり、ここでいろいろレコードを聞いた中では、一番 好きだったのが、シューマンだった。べートーベ…
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龍の風紋

学校も母もなくなる四月かな。  グーグルアースで地形を検索していたら、龍の形をした 田んぼがあった。秋田県南部の由利本荘市にあったのだ が、その発見の偶然性に自分では悦に入っている。  中島みゆきに「銀の龍の背に乗って」という歌があるが、 その中の「急げ傷跡 羅針盤になれ 」という跳躍した歌詞 がなんとも好きであ…
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はうれんさうのひたし物

一菜は菠薐草の浸し物  近隣のスーパーには、どこにも周辺の農家で作る農協に出せない 規格外野菜を中心にの地産地消物の野菜コーナーがある。野菜価 格上昇の折重宝しているが、どの農家も規模が小さく、農作業の時 期が似通っているせいか、同じ野菜がどっと棚に並ぶことがある。  肉の安いスーパーに行ってみると、野菜コーナーに…
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冬のぶらんこ

ふらここをふたつ揺らして一人きり  小佐井芳哉 炎環同人  雪のふらここ  母が逝ってしまった。数年介護し、半年の寝たきりであったが、 終末期は介護施設の厄介にもなり、介護としては比較的楽な期 間であった。しかし大変なのは母の体が動く時期であった。認知 症もあまり進行することはなかったのだが、母は物事の…
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氷の世界

あけび割れ狐は親を忘れたり  橋石 和栲 井上陽水 氷の世界 1973年  井上陽水のミリオンセラーアルバム「氷の世界」が発売されたのが、 1973年、45年前である。私はといえば、当時二十歳であった。  陽水はメタファーの達人である。私達もその暗喩の森に彷徨えば良 いのである。解釈は自由であるが、その…
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何事もなき生活

裸木の清々しきも見飽きたり  相生垣瓜人 東京の23日の雪は相当積もったようだ。世田谷の高速の上り坂 では、大型トレーラーが交通不能に陥り、山手トンネルでは10時 間程不通になったようである。大雪の日に車の中で長時間缶詰 になるのは、普段の心地よき生活に突然起きる恐怖ですらある。  同時に草津のスキー場の傍…
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初山河

枯山に鳥突きあたる夢の後  藤田湘子  初山河を愛でるには、もう一月も半ばになってしまっ たが、グーグルアースにより背振山地周辺を俯瞰して みた。  筑紫山地とは、福岡県、佐賀県、長崎県にまたがっ て北東から南西方向に走る山地の総称らしい。又この 山地は途中盆地や平野により分断されている。脊振 山地とは、福岡県と佐…
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These foolish things

きやすめにバラードそよぐ去年今年  荒海に木造船が漂いながら、2017年もなんと なく終わった大晦日の夜、部屋には、エラ・フィッ ツジェラルドのThese Foolish Thingsが流れてい る。三日には近くの八坂神社へ初詣にでも行こう。 このアルバムジャケット (Like Someone I…
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ゆやーん ゆよーん ゆやゆよん

冬夕焼ゆやーん ゆよーん ゆやゆよん 赤と青の風景 冬の素描 オノマトペはふつう具象性へと向かうのだが、この「ゆやーん ゆよーん  ゆやゆよん」という中也のそれは、あくまでも抽象性へと向かい、読み 手の想像性へと預けられるのである。この言葉は、暫らく我右脳より消 え去ることはないようで…
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信じ難いほど美しい内面を持った人

冬菫ふかく憂へずよろこばず  NETニュースで下記の記事を見た。囲碁をたしなむ私にとって畑違 いの将棋の世界であるが、棋士の生き方としては、同質のものもあ ると思うのだが。羽生善治という人物を、何かにつけて遠巻きに見て きたが、この生き馬の目を抜く将棋の世界に於いて、30数年間、第 一級の棋力と内面のす…
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忘却と銀杏落葉

忘却を一切 銀杏落葉ふる  人間、一生のうちで、そう尊敬できる人にめぐりあえるものではない。 好きな人や、友達に類するものは、折々に出会えるのであるが、生き 方に厳しさは生まれない。十代の頃は特に、長男でもあるせいか、ど うでもいいことに心血をそそぐきらいがあった。  私の場合二十代は、いいめぐり逢いに遭遇することはあ…
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イエローの写生句

人の背は瀬音に黙し黄せきれい                     鈴木修一 海程同人 黄鶺鴒 ※写真はWEBの黄鶺鴒の写真より拝借しました。  俳句を嗜む者にとって、自分好みの句に出会うことは嬉しい ものである。上記の句「人の背は瀬音に黙し黄せきれい」も その中の一つで、せせらぎに佇む人と…
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冬のひまわり

逃水のくるぶし見えている異郷  月野ぽぽな 海程  2017年、63回角川俳句賞は、月野ポポナさんに決まった。ただ賞を取っ た50句は、今まで私がイメージしていたポポナさんの俳句とは趣が違うよ うな気がした。  ニューヨーク在住と聞くが、WEBで所属する海程の「金子兜太選秀句鑑 賞」でポポナさんの抽…
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暗喩の時間

小春日の薄目の中の第二楽章  金曜の夜のNHKのドラマが、意外に見応えがあった。主に大学教師の数学者 (竹之内豊)と朗読の会講師(麻生久美子)の話なのだが、脚本、ドラマ演出、出 演者はどれをとっても良く考え抜かれていていた。ドラマの途中で詩が随所に挿 入されるが、詩の解釈には学習と想像力がある程度要求される。故にこの…
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雄山羊との交歓

さみしさは稲架のほどけし初しぐれ  近くにある唐津市相知町の冬の蕨野棚田を撮影に週に三日 ほど撮影に出かけた。棚田に対する斜光の加減がよく分から ないので、複数回行ってみたのだが、私が気に入っているい つもの撮影場所の傍には、雄の山羊が1頭囲いの中に飼って あった。  雄の山羊はかなり態度が好戦的であり、撮影して…
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初冬の紅葉

九十九の物差一縷の寒の雨  九州でも公園、寺社などの名所へ行けば人為による楓などの紅葉は、 あちこちで見ることができるが、身近な低山などの天然の紅葉ともなる と、常緑樹が多い為か紅葉した木々を見ることはそうあるものではない 。近所の林道を散策してみたが、目に映るものは木漏れ日に紅く染ま る櫨の木の小さな小枝くらいで…
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