答えのない質問

答へなき質問すれど青田道




 米国人作曲家チャールズ・アイブスに「答えのない質問」という曲がある。
弦楽の和声の上に管楽器群による質問と答えが取り止めなく錯綜する。
 新聞の購読を止めて、今はもっぱらNETニュースに頼っている。(止めた
理由は新聞をゴミとして出すことが億劫になったからである。)私も人生の
最終コーナーに差し掛かった初老の身、多少の価値判断はつける事がで
できるとおもっている。それで判ってきたことは、新聞・テレビの報道よりバ
ランスがとれているという事である。(既存の新聞・テレビは何か事がある
と全社同じ方向に報道が偏る傾向がある。英国の欧州離脱問題など。)
 NETニュースはヒット数を基準にしているのか、政治・芸能・経済等玉石
混交の感はあるが、うまく情報を選べば論文形式等の記事もあり皮相的
な感じはないようである。
 前置きが長くなったが、NETニュース(ライフハック日本版の記事で米国
における研究調査である)に興味深い記事があった。「人生の終盤で気づ
く5つの小さな後悔 」というもので、「人生が終わりに近づいたとき、人はど
のような後悔をするのでしょうか?」という質問にたいする様々な回答集で
あるらしい。
 後悔といっても恋愛・結婚・家族・職歴等は人の運命にも関わることであ
り、一概に後悔という範疇に入るとも思えないが、まあアメリカ人の人生感
を垣間見たという点では、中々興味深いものであった。以下は参考記事を
紹介します。



「人生の終盤で気づく5つの小さな後悔 」

1)他人を喜ばせるために頑張りすぎた
 これは、死に直面したときの後悔について知る機会がたくさんあったホス
ピスが頻繁に聞いたもので「他人が期待する人生ではなく、自分自身に正
直に人生を歩む勇気を持てばよかった」という言葉です。
 ブロガーで投資家のJames Altucher氏が書いていることもその一例です。
「他人に言われたことしてきた、そして自分の役割を果たしてきたことを後
悔しています」

※人間一人では生きられないのであり、家族・会社等の関わりなの中で生
きようとすれば、人間はこの為に生きているようなものである。しかし退職し
引退して気づいたのだが、上記の事は意外と手放す事ができるようだ。それ
を後悔と考えるのは、人生を否定することにも思えて、判断は難しい。



2)無用の心配をしすぎた
 コーネル大学の研究で、アメリカ人高齢者に何を後悔しているかと質問
しました。すると期待していたものとは違い、「心配することに自分の時間
を費やすべきではなかった」というような反応であり、また別の研究でも「
心配する時間がもっと少なければよかった」、「何に対しても心配しすぎた
ことを後悔している」というようなものでした。

※私は若い時分はどちらかといえば、心配性な方であった。しかしこの事
も60歳を過ぎるようになれば、次第にほどけてゆく。心配も一晩寝れば忘
れるし、気にならなくなったようだ(程度にもよるが)。



3)モノを手に入れることにこだわり過ぎた
「多くの人が、モノ、お金、さらには人に至るまで、それらを快楽的に追い
求めることからは幸福と達成感は得られないということに気が付くのが遅
すぎるのです」
「モノを買わずに、代わりに経験を買いましょう。経験によって、意義が生
まれるのです」というアドバイスもある。

※若い頃の収集癖は、中々抑えるのが難しい。(お金があればの話だが)
私は30歳過ぎて趣味を音楽、旅行、詩歌の方へ方向転換したのでモノを
手に入れる呪縛からは多少逃れられたと思っている。それは老後の趣味
にも持続しており、今は唯一の生きがいである。



4)健康に無頓着だったこと
あまりにも些細なことなので心配するには及ばないと思えるようなライフ
スタイルの選択は、歳をとった人の心からは離れないものです。例えば、
「定期的に活き活きと運動をする習慣を身につけておけばよかった」とう
意見。
「走りましょう。血管が活性化します。たくさんの酸素が脳に送られます。
もっと賢くなって、人生が良くなります」というアドバイス。

※健康に関してが、私が一番後悔していることである。中年時仕事に専
念し過ぎて運動を疎かにしたのである。それにより幾つかの成人病と付
き合う破目になってしまった。これは後悔というより切実な問題である。



5)たくさん旅行をしなかったこと
 「子どもが大きくなったら、または定年退職を待つのではなく、若いうち
にたくさん旅行をしましょう」というニューヨークタイムズ紙の記事。
「旅行から得られるものは大きいので、他の何よりも優先して若い人は旅
行にお金を使うべきでしょう」というアドバイス。
 質問に回答を寄せた人たちは、人生の早い段階で行っておきたい旅行
先のリストに関心を向けるべきだという点に同意しています。
 「私に関して言えば、これまでの人生で今実感しているもっとも深刻な後
悔は失った時間に関することです」と、ITマネージャー、Gary Teal氏は書い
ています。「マチュピチュを見ずして人生を終えてしまう可能性がますます
高くなっているという実感があり、ショック、そして不安です」と。

※私はある趣味もあって全国を車で走り回るのであるが、中部地方以西
の林道や農道の走行はかなり制覇しつつある。観光地はめったに寄るこ
とはないが、地方の自然や人々に関わればなぜか気分が充足するので
ある。




肥前町夏の大浦の青田
画像






肥前町夏の瓜ヶ坂の青田
画像


















 

この記事へのコメント

もち
2016年07月23日 11:03
こんにちは!すごく素敵なお写真ですね。嬉野の写真を探していて、とても嬉しくなりました。茶畑など嬉野の紹介をする時に使わせてもらいたいのですが、どのようにするとよろしいでしょうか?もちろんクレジットはおいれしたいと思っております。
ルリユウ
2016年07月24日 00:06
コメントありがとうがざいます。ブログの写真は唐津市肥前町の青田の棚田で、茶畑ではありませんが。ブログの写真を拡大してコピペすれば使用できます。佐賀県ルリユウより。
もちり
2016年07月26日 11:28
ありがとうございます!

この記事へのトラックバック