テーマ:やきもの

冬の青空

冬空の青盗みたる鉢ひとつ  わが町の広報誌に茨城県下館生まれの陶芸家板谷波山の記事が 目にとまった。(陶磁器繫がりによる記事)波山は、正規の美術教育 を受けた陶芸家としては、先駆者である。陶芸家の社会的地位を高 め、日本近代陶芸の発達に寄与した評価は高い。   波山の作品をNETで鑑賞するうち…
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柿右衛門のあか

濃筆の染みいる丹や九月尽 赤繒濃む新参の手や青あけび 轆轤部屋に風数条の柿紅葉 切干や底に名なき二尺皿 柿右衛門窯の柿の葉は色ずきはじめた。 実はまだ薄赤い。柿右衛門の赤はさしず め熟柿の赤だろうか。 子供の頃練り柿という、渋抜きの柿が売ら れていたが、今はなさそうだ。最近のブラ ンド柿の味は淡泊な感じだが、気のせ…
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登り窯の風景

日田市より18キロほど筑後川の支流花月川 その支流小野川の上流にある。県道107号を 遡ると10軒ほどの窯元がかたまるようにある。 まさに隠れ里だ。小鹿田焼は長子相続で、弟 子を取らなかったため、伝統的なものが保存 されている。登り窯や、陶土を搗くための臼な どは今も健在であり、この地に風格を与えてい る。小鹿田焼の技法の…
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佩山の大皿

秋風や模様のちがふ皿二つ  原 石鼎 佐賀県鹿島市に初代松本佩山(1895-1961)展 を見に行ってきた。磁器の町有田の作家ではあ るが、その作品群は自在であり、異彩を放つ。戦 前の帝展、戦後の日展などへ何度も入選を重ね た。当時分業による器の生産が主流の有田にお いて、佩山氏は作家として魁ではなかったろうか。 展示…
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