テーマ:動物

小ガモのさきはひ

下萌の皮下は泥土かバラードか   このところ寒さが緩み、早春の息吹を感じに伊万里周辺へ出かけた。 太陽は雲に隠れ、時々冬の気配が顔をだす。今年も九州にも雪は降った のだが、私の住んでいる地域には雪は降らなかった。   県道321号線沿いの棚田は下萌が始まり、冬の茶系より萌黄色に変化 し始め、平野部の麦畑では麦踏…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

枯蟷螂

蟷螂の枯れて一途の日和かな 残秋の影を憩へよ枯蟷螂  初冬も過ぎたが、冬らしくはない。庭の枯れ草を刈っていると、 枯蟷螂に出くわした。蟷螂(とうろう)とはカマキリの漢語である。 そして冬の時期保護色として緑色から枯葉色に変るカマキリを 枯蟷螂(かれとうろう)と呼ぶ冬の季語である。とにかく微動だに しない。世俗…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

濡れとんぼ

とんぼよ下れ翅は濡れてはいやせぬか  昆虫写真家の映像で見たのだが、一粒の雨の 直撃を受けると、小さい昆虫にとっては致命傷に もなりかねないことを知った。  とんぼうが徐々に山から平地へ下りてきている。 しかしとんぼうは濡れると、動けないのだそうだ。 朝霧の青田と飛び上がる蜻蛉
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

干潟のむつ五郎

親切な男どこかがむつ五郎 岩淵喜代子 有明海の鹿島干潟にむつ五郎がいるか、出かけてみた。 干潮が午前九時頃、干潮の前後二時間余りが見頃だろ うか。鹿島川の河口の干潟にむつ五郎や望潮(しおまね き)がじっとしている。天敵に備えてか、近くには巣穴があ る。ちょっとでも音をだそうものなら、彼等は一瞬にして巣 穴に姿を隠し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

春を待つ猫

叱られて目をつぶる猫春隣  久保田万太郎 暦の上ではそろそろ春である。今年の冬は小春日和が なかなかない。猫もことしは、ひなたぼっことはいかない ようだ。写真は去年一月長崎のシーボルト記念館に行っ たおりの途中の酒屋にいた猫だ。長崎はそろそろランタ ンフェスティバルが始る。 春を待つ猫 長崎は龍…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

蝉時雨

蜩や時に留まれ日に急げ 八月のダム湖の畔。ここには蝉の声と波の光しかない。 蝉の声の和声と波の点描は、私の聴覚と視覚を翻弄する。
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

猫の風景

黒猫の抱きしめてゐし四温かな 小寒の残る夕陽の端居かな 軍艦島からの帰り、小さな浜辺の堤防に、 丸くなった猫を見かけた。今日は猫日和だ ったようだ。            黄昏の猫
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

とんぼ

とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな  中村汀女  この汀女の句は蜻蛉の本意を言い当ててますね。 畦などを歩いていますと、次第に蜻蛉が集まってき ます。警戒心はあまりなさそうです。こうして蜻蛉に 囲まれていると、つくづくふるさとへ戻ってよかった と思う今日この頃であります。 青い蜻蛉はオオシオカラトンボ …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

そろそろ蟲の秋

指先の心ゆるめよ轡虫  先日山で棚田の写真を撮っていると轡虫の子が私の指先に飛び 乗ってきた。見ていると私の指先といつまでも遊んでいる。生きも のには、全て恐れを知らない時期があるのだとつくづく思ったしだ いです。そっと葛の葉にのせてかえしてやった。
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう

ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう  折笠美秋 最近知った俳句です。 折笠美秋 新聞記者で俳人。晩年は難病にかかり奥様の 介護の元、句を作り続けた方です。 ひかりあふれる野原を夢の中で蝶(作者)は飛 び回っている。君(妻のこと)蝶に乗って一緒に 遊んで見ないかという意味の句だと思います。 久しぶりに感動した一句でした…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more