天領の蕎麦の味

来し方の柿蔭に深き秋の暮



 東峰村は北九州豪雨の復旧真っ最中であった。英彦山と小鹿田焼の
里を巡ったが、この地域は災害からは辛くも逃れたという風であった。
昼遅く、日田市豆田町で蕎麦を食した。そば馳走庵草八という店で、店ま
でアプローチがあり、古民家風の中々の雰囲気である。
 蕎麦は黒く、やや太めの当たりが強い蕎麦であった。そのためつけ汁
は麺に対抗するためか濃い目である。しかし十分にだしが取ってあり、
やや甘めなのでで麺と汁のバランスは非常に良い。
 当たりは強いが、ストレスではなく、噛んでいてここち良い。1枚追加
して一気にすすった。蕎麦湯が余韻を残す。
 日田市は、江戸期は天領であった所である。そのためか料理にも、町
の人柄にも往時の風韻が感じられた。






そば馳走庵草八のざる蕎麦
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日田市豆田町そば馳走庵草八の入口
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